USD/CAD価格見通し:1.3900未満で安定、米国CPIデータによる新たな方向性を待つ
USD/CADは米国インフレ指標発表前に安定推移
USD/CAD通貨ペアは、火曜日の欧州セッションが近づく中、1.3900水準直下の狭いレンジで取引されています。先週金曜日に12月初旬以来の高値から反落した後、下落は一時停止しており、トレーダーは今後発表される米国のインフレレポートを手掛かりに次の動向を見極めようとしています。
本日後半には米国消費者物価指数(CPI)が発表され、続いて水曜日には生産者物価指数(PPI)が発表されます。これら重要な経済指標を控え、米ドルは月曜日の下落からやや回復し、USD/CADペアをサポートしています。しかし、連邦準備制度理事会(Fed)の独立性に対する懸念がドルのさらなる上昇を抑制しています。また、原油価格の最近の上昇は商品と密接に関連するカナダドルに追い風となっており、USD/CADペアには圧力となっています。
テクニカル概況
テクニカル面では、USD/CADは50日単純移動平均線(SMA)を下回った状態が続いており、このSMAは下落基調を維持しているため、弱気の見通しを示唆しています。SMAは1.3890付近に位置し、反発を試みる動きに対して上値抵抗となっています。移動平均収束発散(MACD)指標では、MACDラインがシグナルラインを上回り、ややプラス圏にありますが、ヒストグラムの縮小は上昇モメンタムが弱まっていることを示しています。一方、相対力指数(RSI)は59で、過熱領域には入っていないものの、やや強気のセンチメントとなっています。
主なレジスタンス水準
- 1.4134高値から1.3646安値までのフィボナッチリトレースメントレベルが、上値で重要なレジスタンスとして機能しています。
- 50%リトレースメントは1.3890、61.8%水準は1.3948に位置し、いずれもさらなる上昇の障壁となっています。
- 日足で1.3948を上抜けてクローズした場合、78.6%リトレースメントの1.4030が視野に入ります。
- 1.3890を上抜けできない場合、レジスタンス下でのレンジ相場が継続する可能性が高いです。
総じて、モメンタムにやや改善が見られるものの、下落傾向のSMAと密集するフィボナッチレジスタンスがさらなる上昇を制限しています。強気派はこれらテクニカル障壁を明確に上抜ける動きが必要となるでしょう。
(本テクニカル分析にはAIツールによるインサイトも活用されています。)
USD/CAD 日足チャート
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